「乳酸菌でダイエット」で、気をつけること、糖分、脂肪分、塩分に注意

きゅうりとなすの漬物

今はやりの乳酸について

乳酸菌とは

乳酸菌とは、栄養素の1つである糖類を分解して、雑菌の増殖を防ぐなどの働きがある乳酸を作り出す細菌のことです。

乳酸菌は体で生きている

体内にはよくコマーシャルや、商品に大きく貼ってある「ビフィズス菌」や「クレモリス菌」など、300種類以上の乳酸菌が生息しています。
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乳酸菌の効果は

乳酸菌は善玉菌の一種で、腸内で別の善玉菌の餌になり、善玉菌を増やして行きます。腸内に善玉菌が増えると、結果的に腸内にいる悪玉菌が減るために、腸内環境がよくなり、肌あれや便通が良くなる等があり、結果として、体全体の健康、美肌効果が期待されます。

乳酸菌でダイエットについて

でも、とればとるだけ健康になるというものでもありませんし、ダイエットも成功しません。健康効果の高い乳酸菌を注目するあまり、乳酸菌の過剰摂取で起こりがちな「即効性や確実性に乏しい、糖分や塩分を摂りすぎる、安価な商品は添加物が多い」という3つのデメリットは認識したいです。

乳酸菌ダイエットで気を付けなければいけないこと

・即効性や確実性はない
・糖分、塩分のとりすぎ
・安いな商品には添加物が多いことがおおい
この3点は気を付けなければいけません。

即効性や確実性はない

すべての乳酸菌に、即効性、確実性はありません。乳酸菌を食べても飲んでも、薬ではありません健康になる保証はありません、食べ続けたとしても100%健康になるわけではありません。

即効性はないということですが、便通の改善をためそうと、ヨーグルトを食べたら、次の日に便秘が治った、下痢が治ったという人もいます。こういった場合、食べてから、24時間で腸の中のビフィズス菌が増え、悪玉菌が減ったため、効果があったと思われます。
でも、乳酸菌を体内に入れてから整腸作用が働いてくるのは早くて1週間くらいかかります、腸内環境が悪化が激しい人は、乳酸菌による効果を実感するまで数週間から、数カ月もかかることもあります。

あまりに、腸内環境の悪い人は民間療法的な乳酸菌摂取より、内科、胃腸科に行って薬をもらったほうが治るのが早くお金もかからないということもあると思います。

また、乳酸菌には、ヨーグルトを見てもわかるようにLG21とか、LB81とかたくさんの乳酸菌があり、どの乳酸菌が自分の体、腸に合うのかというのを試していかないと自分の腸内を整える乳酸気がどれかわかりません。それも、一つの乳酸菌を1月以上取り続けて初めて効果が出るかどうかがわかるので、時間、お金ともにかかります。

参考ですが、ピロリ菌を死滅させる強力な乳酸菌は、LG21などの一部の乳酸菌に限られています。また、8週間以上の連続した摂取が望ましいとされています。

糖分、塩分のとりすぎ

脂肪分0%以外のヨーグルトには脂肪分や乳糖が含まれています。
脂肪分は実は消化があまり良いものではありません。胃腸の弱い人はヨーグルトを食べたりすると逆におなかを壊したりしてしまう人もいるようです。
無理をしてはいけません。

ダイエットのことを考えるなら、1日の総カロリーを計算したり、無糖タイプを選びましょう。
無糖のプレーンヨーグルトは100gあたり約50~65kcalです。さらに低脂肪や無脂肪のヨーグルトはこれより低いカロリーとなります。
また、ヨーグルトが苦手という人もいると思いますが、乳酸菌が含まれる食品はヨーグルトだけではありません。漬け物やキムチにも乳酸菌が豊富です。
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しかし注意しなければいけないのが、漬物やキムチなどは、漬けた野菜の雑菌が繁殖しないように、大量の塩分が含まれています。
乳酸菌は塩に強い菌のため、この方法で他の雑菌を殺して乳酸菌を増やし、発酵させます。
塩が少ないと雑菌が繁殖しやすくなり、雑菌が繁殖しすぎると発酵ではなく、腐敗となり食べれません。

ヨーグルトがだめだからといって、たくさん漬け物を食べると、塩分の摂りすぎで逆に高血圧などの病気になったりします。塩分は腎機能で処理しますので、腎臓が弱い人、小さいお子さんなどは、食べすぎると血中の塩分濃度が上がってしまい最悪高血圧となり健康とは逆になります。

安価な商品は添加物が多いがおおい

ヨーグルトやチーズなどの発酵乳製品、漬物やキムチなどの発酵野菜、メンマやマッコリなどにも乳酸菌が含まれています。本来、これらの発酵食品は、乳酸菌が発酵していき、時間をかけて発酵食品となります。
漬物でも発酵食品としての効果があまり期待できない漬物もあります。浅漬けや一夜漬け、安価な漬け物です。浅漬けは塩もみしただけですのでほとんど発行していません。一夜漬けはまだまだこれから発行しますよという、発酵の初期状態なので、乳酸菌の数はかなり少ないです。
浅漬けや一夜漬けは味は食べやすいですが、本来発酵食品とは呼べません。また、塩分が少ないので雑菌が増えやすく、賞味期限も短いため、ぬか漬けのような保存食にもなりません。
さらに、プラスチックのパックで包装されたような安価な商品は、発酵されていないことがあります。
合成保存料や着色料の中に漬け、漬け物風味の調味液に漬けた漬物を販売しているものもあります。これらは実は結構出回っています。これらの商品には、乳酸菌がほとんど存在しませんし、大量に消費すると、化学物質が体内に蓄積されてい区といわれています。
安い製品がすべてとは言いませんが、安い製品は大量生産大量消費で利益を上げますので、時間をかけてゆっくり生産するということとは真逆の考え方になり、結果発酵までの時間が足らないということになるのです。

ではどういった発酵食品がいいのか

本物の発酵食品は配送中も発酵が進むために出荷時期が難しいです。発酵前に商品を発行しお客様の手に届くころに一番おいしく届くようにするというのは大変手間のかかる工程になります。そのため、昔ながらの、商店街の自分の店で作っている漬物屋さんや、店内にぬか入りの樽があり、そこに漬け込んであるぬか漬けを販売している店であれば、添加物がなく、乳酸菌の量が多いということが想像できます。

商店街の漬物屋さんなどは、仲良くなればおまけなどもらえたりするので、スーパーなどで買うより結果的に安くなり健康が期待できるので、通ってみて、いいお店を探してみましょう!
また、自分で漬けるというのも正解です。添加物などは普通、家庭で作る場合は入れません。買うほうが大変です。ご自分のうちでキムチ、ヨーグルト、漬物を自分好みの甘さ、塩分で漬け、発酵食品ダイエットを成功させるのもいいと思います。

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