お腹が張る原因について


コマーシャル等でもやっていますが、「お腹が張る」「なんとなくトイレに行きたい、トイレに行っても出ない」という経験した人は多いのではないでしょうか。特に女性は、便秘になったり、お腹の張りを感じる人が多いそうです。月経や女性ホルモンの影響もあるといわれています。
しかし、お腹が張る原因はたくさんあります。放置していると症状が悪化していく可能性もありますので注意しいてください。

お腹が張る原因

お腹が張る原因として最も多いのがが「便秘とガス溜まり」といわれています。
便秘になるとおなかに溜まったウンチからガスが発生し、そのガスが腸内に溜まり、お腹の張りにつながります。さらに、ガスが溜まると胃腸の機能が低下し胃腸による消化が悪くなります。さらに、腸の動きが鈍くなり、お腹に溜まったガスを排出することが困難になる、悪循環になるということです。

お腹が張る原因の例

ガスが過剰になること

1.便秘:腸の中に留まっている便が原因。
2.呑気症:食事のとき空気まで大量に取り入れてしまう。
3.炭酸飲料:炭酸飲料の飲みすぎ、炭酸飲料自体にガスが含まれている。
4.食事:イモ類、パン、ごはん等でんぷん質が多い食べ物の摂取。

ガスが排泄されないこと

1.暴飲暴食:腸が過剰に働くことで、全体としては胃腸の動きが低下するため。
2.過度の緊張:過度の緊張から胃腸の働きが鈍くなるため。
※女性に便秘が多いのは、「排卵から月経までの期間に分泌される黄体ホルモンの働きで大腸の動きが鈍くなり、便が硬くなることで便秘を引き起こす」からだと考えられています。さらに、ストレスを抱えることで便秘を助長してしまうこともありますので、気をつけてください。

お腹の張りが酷い場合は「膨満感」の疑い

膨満感の主な原因は「便秘」で、お腹に溜まっているガスや要らない老廃物が要因と言われています。
ただ、腹部膨満感は、様々な病気でみられる症状ですので実は「大腸がん」や「腸閉塞」等の大きな病気になっている可能性もあります。
便秘が一週間以上続いていたり、吐き気を伴ったり、お腹がゴロゴロ鳴ったり、血便等がある場合は早めに内科、胃腸科、消化器内科などの医療機関を受診してください。また、ストレス等が起因の場合は、心療内科等を受診してください。

また、お腹の張りは、病気のサインとも考えられます。あまり長引く場合は、医療機関に受診に行ってください。

最後に

日本人の体は、まだ洋風文化の食事に慣れていません。動物性脂肪や糖質中心の食生活を続けていると、腸の調子が悪くなることもありますので、野菜中心、魚中心の食生活へと移行することで、腸が改善することもあります。一度食生活を見直しましょう。

また、生活習慣を見直すことも重要です。早寝早起き、良質な睡眠を十分とる、偏食はしない等、簡単なことから始みましょう。
参考サイトマイカラット

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